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| 愛知県内の渓流釣り対象河川は三河地方に集中するが最も人気が高いのがこの豊川水系である。 愛知県内はもとより岐阜県、静岡県からの釣り人も多くそれなりに素晴らしい渓相と魚影を誇っている。 奥三河の女性的な山並みから流れ出し穏やかなゆったりした流れを展開する。 アマゴは放流魚が主となるが支流には天然アマゴ、イワナも棲息し解禁当初から 比較的温暖な気候の中で数釣りが楽しめる。 |
| 1.寒狭川本流 | ||||||||||||||||||||||
豊川の支流寒狭川の中流域は川幅も広く鮎河川のイメージが強いが支流の巴川出合(一色)から当貝津出合(大輪)まで淵ありトロ場あり瀬有りの変化に富んだ流れを形成する。 釣期は2月1日から9月30日までと長く解禁当初から積雪などに悩まされる事も無く楽しめるが鮎の解禁までと考えた方が良い。 稚魚放流もあるが最近は成魚放流がメインで淋しい。 川に沿ってR257が走っているので入川場所には事欠かない。 本流筋の渓流対象魚はアマゴであるがウグイ、モツ、シラハエなどの雑魚に悩まされる為本流釣りはせいぜい4月いっぱいがベターである。 |
![]() 寒狭川本流 |
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| 2.巴川 |
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南設楽郡鳳来町一色で寒狭川本流に注ぐ流程およそ20kmの河川で下流域、中流域は瀬が主体である。低堰堤も多く堰堤下や堰堤上のプールはフライマンにとっては絶好のポイントとなる。巴川の名のように流れは蛇行しており曲渕が形成され瀬が主体といってもポイントは多い。 川沿いには県道が走っておりどこからでも入川は可能である。危険な場所も無く初心者や家族連れで楽しめる川だ。 メインは成魚放流だが天然アマゴの魚影はあるが小型が多い。 ヒラタなどの川虫が豊富でよほどの増水濁流で無ければエサは現地調達できる。 |
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![]() 巴川 |
![]() 巴川 |
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| 3.島田川 | ||||||||||||||||||||||
巴川の支流で塩瀬集落で合流する10kmの小渓である。途中左から流入する沢は禁漁である。下流域から渓は開けているがブッシュが多く4.5bのサオでも長過ぎるくらいで当然チョウチン釣りを強いられる。 岩盤と大岩が多く随所に落ち込みがありポイントには事欠かないが釣り辛い。 魚種はアマゴで小型だが魚影は濃い。この渓も川沿いに県道が走っておりどこからでも入川でき、渓も浅いので危険性も無く初心者向きといえよう。 |
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| 4.海老川 | ||||||||||||||||||||||
| 鳳来町長楽で豊川(寒狭川)に流入するおよそ10kmの小渓で部落の中を南下する為釣趣に欠ける。中流域まではシラハエ、モツ、アブラバエなど雑魚が多くアマゴは玖老勢(くろぜ)辺りから上流で釣れる。サオは4.5b有れば十分。ほとんど釣り人を見ないからワンポイント狙いで入川してみるのも面白いかもしれない。 サークルK玖老勢店ではキンパクなどの釣エサが購入できるのでうれしい。 |
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| 1.寒狭川本流 | ||||||||||||||||||||||
| 寒狭川は当貝津川が出合う大輪より上流が「寒狭川上流漁協」となるので遊漁証を購入するときは注意しなければならない。 上流も大名倉川と境川が合流する辺りまでは川幅もありちょうど益田川本流のような感じで岩盤や大岩が多く淵、瀬、トロ場が交互に続く素晴らしい渓相である。川に沿って国道257号線が走っているので田内まではどこでも入川し易い。 田内より上流は大名倉川と境川出合まで道路が離れるので入川者も少なく狙い目である。 全般に上流域もアユ釣りの方が有名だが成魚放流中心とは言え天然アマゴの良型もいるので嬉しい。時々尺物も出ると聞く。 サオは6b以上は欲しい。エサは初期はイクラかキンパクが良い。梅雨時はミミズがベターである。 国道沿いのサークル・ケイ清崎店でキンパクをはじめイクラや天然ミミズのエサが購入できるのも釣り師にとっては嬉しい事だ。 |
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| 寒狭川清崎辺りの渓相 | 寒狭川田峰辺りの渓相 | |||||||||||||||||||||
| 2.当貝津川 |
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| 寒狭川支流の中で渓相、魚影とも最高の渓であるが国道420号線が沿っているので入川者も多い。途中鳴沢の滝までは成魚放流が多くシーズン当初はアマゴの魚群が淵に溜まっている事もある。 滝より上流は天然が中心になりアマゴのほかイワナも出る。時として尺イワナが出ることもあるので馬鹿に出来ない。 中流域までは渓も開けているのでサオは5.4〜6.3bで十分振れるが上流域は渓が狭くなりブッシュも多くなるので4.5bまででチョウチン仕掛けも強いられる。 |
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| 当貝津川の渓相 | 鳴沢の滝も好ポイント | |||||||||||||||||||||
| 観光・名所:田峰観音、赤沢霊水=万病に聞くという有名な霊水で他県から汲みに来る人もいる。 |
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| 3.栗島川・栃洞川 | ||||||||||||||||||||||
| 栗島川は折立で当貝津川に流入する小渓で下流域は5.4bのサオも振れるが中流域からは川幅が狭くなり3.6bのサオで十分である。ブッシュは少ないが鉱泉が出ているのか鉄分の多い川なのか川底に青藻が着いていて釣り辛い。アマゴの魚影も薄く型も小さい。 栗島集落辺りは堰堤と護岸が多く河川公園になっており釣趣に欠ける。堰堤には魚道があるので魚の移動は可能になっているのだが果たして水量の少ない河川で魚が階段状の魚道を登るかは疑問である。 栃洞川はホソノで当貝津川に流入する小渓で渓相は良いが入川者も多く良型は望めない。アマゴとイワナの混棲である。ブッシュが多いのでサオは3.6bでチョウチン仕掛けで攻めなければならない。 |
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| 栗島川下流 栃洞川下流 | 栗島川の天然チビアマゴ | |||||||||||||||||||||
| 4.野々瀬川 | ||||||||||||||||||||||
| 設楽町清崎で寒狭川左岸に流入する小渓である。大して落差の無い川だが小堰堤があり堰堤間は瀬が主体である。 渓流釣りの川としては魅力に欠けるが小型ながらアマゴの魚影はある。上流まで林道が通っているものの本気で攻めるには値しない。 |
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| 5.境川 | ||||||||||||||||||||||
| 寒狭川は上田内地内で国道257号線から離れ蛇行して渓相も再び良くなり、松戸で本流筋の大名倉川と境川に別れる。 どちらかというと境川の方が水量も渓相も本流筋といえる。大岩が点在し淵を形成し、落込みと瀬が連続する好渓相である。右岸に旧道が走っているので設楽大橋まで入川し易いが設楽大橋下流500b位からはかなり険しくなり入川も遡行も困難である。しかし、設楽大橋上流200bを過ぎると再び入川も遡行も楽にはなるが所々切り立った崖になる。よって下流域と上流域は入川者も多く魚影は薄いが中流域はサオ抜けも多く良型のアマゴが出る。エサはヒラタが採取できるのでよほど条件が悪いとき以外は現地調達としたい。 設楽大橋より下流は5.4〜6.1bのサオも振れるが橋より上流は4.5bのサオで十分攻められる |
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| 境川下流の渓相 設楽大橋の下 |
松戸橋上流の大名倉川(左) 境川(右)合流地点 |
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| 6.大名倉川 | ||||||||||||||||||||||
| 設楽町松戸の松戸橋上流で境川と合流する大名倉川は寒狭川の源流域となる。大名倉川は寒狭川水系随一のアマゴ釣場であったが最近では釣り人が多く良型は然程期待できない。漁協の稚魚放流もされるがマナーの悪い釣り人も多くリリースサイズまでキープしてしまうので残念である。サオは下流域では4.5〜5.4b、上流域では3.6bのチョウチン釣りとなる。 温泉:添沢温泉、塩津温泉 |
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| 1.宇連川本流 | ||
| 新城市で寒狭川と合流する宇連川は流程、川幅、水量といい豊川本流となるが本流は寒狭川同様鮎釣り場として名高い。 宇連川は明神山と宇連山周辺の山塊を水源とするが山が低いし宇連ダムで堰き止められる為夏場は特に水量が少ない。 東三河の水源としての鳳来湖であるが夏場の水不足の時は必ず名前が出てくることからも分る。本流の釣場は湯谷温泉辺りから上流になるが寒狭川同様に6月のアユ解禁までである。成魚放流のため実際には2月1日解禁から2ヶ月ほどで釣られてしまい釣期としては短く初期の釣場と考えた方が良い。おそらく水温の関係もあり稚魚放流しても居着く可能性が低いので成魚放流の管理釣場的河川と割切った方が良いだろう。 本流は瀬が主体だが所々淵も点在し好ポイントがある。また奥三河の河川全般にいえることだが岩盤が多く岩盤のエグレなどは狙い目である。川幅は10b以上あるのでサオは6.3b以上の長めが有利である。エサは成魚放流狙いとなるためイクラが良いが盛期にはバイオやミミズも効果がある。 |
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| 宇連川本流 |
奥三河は梅林が多く 解禁時期は見ごろ |
釣りの後は日帰り入浴の 「梅の湯」で |
| 観光・名所:鳳来寺山、鳳来峡、鳳来湖 温泉・温泉施設:赤引温泉、湯谷温泉、「梅の湯」 キャンプ場:鳳来寺山麓青少年旅行村、県民の森キャンプ場 |
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| 2.阿寺川 | ||
| 鳳来町大野で宇連川に注ぐ小渓で中流域よりアマゴが出る。中流までは然程落差も無く釣り易いが上流域は落差もでて ブッシュも多くなり釣りづらくなる。最上流には国の天然記念物でもある景勝地「阿寺の七滝」が有り完全に魚止めとなる。 準天然アマゴが中心だが数、型とも余り期待できない。サオは3.6〜4.5bで対処できる。エサは川虫がグー。 |
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| 3.大島川 | ||
| 宝来町川合で宇連川右岸に流入する小渓で阿寺川に似ている。下流域より渓が絞られているので良い渓相をしている。 下流域よりアマゴが釣れ中流からは良型も出る。中流域までは川に沿って道が走っているので入川し易くあまり期待は出来ないので林道が外れた辺りから入川し上流域を狙った方が良いだろう。サオは3.6〜4.5bで十分対処できるがブッシュも多くチョウチン仕掛けを強いられる。いずれにしても雨後の水量が有る時が狙い目である。 |
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| *奥三河エリアの寒狭川、宇連川水系は愛知県三河地方の釣り人の他静岡県からの釣り人が多い。 | ||